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泡レスミキサーは、羽根と3枚の多段スクリーンで成り立っている。ポンプ機能を抑えている分、ボルテックス(渦流)は起きない。力は、羽根と第一スクリーンとの間のクリアランス、第一と第二の間のクリアランス、第二と第三との間のクリアランスを通過することで消費されている。それによって微粒化する。とくに、各スクリーン間のクリアランスの間に凹凸をつけることも可能なので、その凹凸間の抵抗により液/固に関してはさらに微粒化が可能である。大型化しても、スクリーン間どおしでは周動部との接触はないので、どのようなクリアランスや凹凸空間を作ることも可能である。ただし、ミキサー単独の使用は、ケミカルリッチな処方か、高圧乳化装置の前処理の範囲になる。
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高速攪拌器(ロータースタイター型)の問題点 |
高速の攪拌器では、物理的な力を利用して微粒化を行なうことは無理である。本来の機能は、ケミカル的な力(界面活性剤)を利用して、水の界面張力を下げ、濡れ性をよくして、全体の対流をメインとして乳化・分散を行なうシステムである。


基本的に、攪拌器はポンプ機能(全体の槽内攪拌)を主体として考えている。明らかに効くのは、一般の攪拌器ではローターとステイターのクリアランスである。それが微粒化に効くのである。(慣性の法則の支配下に置かれるからである)
攪拌器の問題点は、高速回転による空洞化現象(キャビテーション)である。吐出量が多くなるので、ローター・ステイター内では減圧する。そのために全体が回転しているので、渦流が発生する。活性剤があれば、泡だらけになる。
そのために、密閉し、液封で行なうといいのである。高速攪拌器の発熱は(エネルギーの効率)シール部で(シールやベアリング、周動部と接触するところ)おきている。高速で回せば回すほど、圧倒的にそこからの発熱がメインになる。製品に運動エネルギーが投下させて発熱するのではない。モーターから伝わるシャフトとシール部との摩擦熱が製品に伝熱されるだけなのである。
高速攪拌器でも微粒化させる方法がある。クリアランスを最小にし、出来るだけ高速で回し、スケールを小スケール(200〜500ccの密閉容器)にして系内を完全に液封密閉状態(陽圧)にして回すことである。これは、スケールアップできないことを意味している。なぜなら、第一種圧力容器で、しかも高速攪拌を行い、試験機と同じクリアランスを用いて大型機を作ることなど現実的、商業的には出来ないからである。修理代・メンテナンスコスト代・維持費で生産利益をなくすことなど出来ないからである。高速攪拌器は、基本的にまぜきなのである。それに過度の微粒化(剪断力)能力を求めることが間違いなのである

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