たばこは、一本1000円でもいいのでは?
私もずっとタバコを吸ってきた。時々は、禁煙キャンペーン等をみて、やめようかなと思ったことはあったが、出来ても、数時間でギブアップした。特に、健康診断を受けても若いときは体に異常はなかったし、家系的にも癌発生はなかったので、20代や30代半ばまでは、気持ちよく喫煙をしていた。その頃はまだ、飛行機も全面禁煙ではなかったので、愛煙家としては、まだ居心地がよかった。特に、飛行機の中でアルコールを飲みながら、喫煙するほど、楽しいものはなかった。
急激にたばこに対して、制限が掛りだしたのは、ここ5年ぐらいである。それまでは、ある程度、どこでも吸えたのが、5年ぐらいまえからすえなくなった。企業でも、応接間に灰皿を置いている企業は少なくなった。どこの企業でも、部屋の隅っこに喫煙室をもうけ、その中に空気清浄機をつけている。飛行場の喫煙室と同じようなものである。アメリカでは、飛行場の内部にも喫煙室がないところがある。どうしても、吸いたければ、外に出て、吸えということである。もはや、欧米では、たばこを吸う人は、人間ではないような扱いである。タバコを吸う人は野蛮人であると、そういう人も欧米の人にはいる。
まず、100人の医者に、たばこは体に害はありますかと尋ねれば、ほぼ全員が害があるという。色々な医者にたばこを吸ってますかと尋ねたが、大体、昔は吸っていたといい、今は禁煙していると答える人が多い。5年―10年まえに禁煙したといっている医者が多かった。たばこが、なぜ、良くないかといえば、習慣性、依存性があるからである。もし、習慣性がなければ、簡単に止められるからである。吸わなければ、禁断症状がでるから、つらいのである。
仕事の能率を考えると、仮に、仕事場の机から、喫煙室まで行き、そこで、たばこを一本すって、もどってくるまで、5分掛るとしよう。もし、一日20本吸ったと考えれば、100分、ロスしたことになる。8時間労働中、正味、労働している時間は、昼食時間を除けば、5時間ぐらいでしかない。これで、AさんとBさんとが二人いて、Aさんは喫煙、Bさんは禁煙だとすれば、AさんとBさんとの給料に差をつけざるを得ないことになる。新人であれば、会社としては投資である。回収するまでには、ある程度の年数が必要である。あきらかに、喫煙することと仕事との能率化や業務結果に対しての相関が認められなければ、通常、喫煙者と禁煙者との差別化が起きるのは当然かもしれない。今後の人事評価に加えられる可能性がある。
喫煙者は、会社に、喫煙することと業務結果に対しての相関を証明する必要がある。私は、たばこを吸うために、仕事の効率化が図られ、業務結果に大幅に貢献していますと、上司に言える人が何人いるだろうか、いままでは、その上司も、たばこ喫煙者だったから、そこまではいわない。しかし、これからは、たばこを吸わない人が管理者になってくる。タバコをもともと吸わない人からみて、喫煙者は、おかしな存在にみえるはずである。たばこがもともと体に害があると分かってすっている、これはあきらかに合理的ではないと判断するからである。
たばこを吸わない人も、たばこを吸う人も、仕事が出来ない人は、たばことは関係なくできない。しかし、仕事が同じようにできる人がいたとしたら、性格も似たような人だとしたら、たばこを吸う人間とたばこを吸わない人間のどちらを管理者につけるといえば、間違いなく、たばこを吸わない人間を管理者としておきたいと判断する。まともな経営者ならそう考える。
タバコをすうにも、体力がいる。若いうちはいい、20代前半なら、酒もタバコもやりたいのならやったらいい。しかし、タバコだけは、可能なら手を出さないほうがいい。習慣性があるからである。習慣性や依存性のあるものは、最初から手を出さないほうがいいのである。たばこを吸っている人の8割の人は、やめたいと思っている。だから、低ニコチンのものや、禁煙補助剤(ガムやパッチ)が、売れている。普通は、なかなか禁煙など出来るものではない。
禁煙に対しては、1,3の法則が働く。一時間の壁、3時間の壁、一日の壁、3日の壁、1週間の壁、3週間の壁、一ヶ月、三ヶ月、一年、三年、特に一番きついのは1日と3日の壁である。それを通過すれば、体がニコチンを受け付けなくなる。人によって、禁断症状はまるで違うみたいである。何もない人もいれば、極度の倦怠感と脱力感で、どうすることも出来ない人もいるみたいである。若いうちは、きっと止めにくいはずである。体力があったりして、たばこを吸っても持久力が衰えないからである。それと、タバコを吸う事が一種のファッションになっているからでもある。しかし、年齢を重ねると、色々な弊害が出てくる。逆に、たばこが止めにくいのは、それだけ若いということでもある。40代後半から、50代前半に掛けて、タバコにさよならをいうのも、意外とかっこいいという風潮が出るはずである。多くの人の人生もそこらへんが転換期になるはずである。
たばこの自動販売機で、年齢制限を掛けているなら、たばこの値段も年齢によって変えればいいのである。若いうちは、安いほうがいい、25歳までは300円、35歳までは500円、それ以上は1000円でもいいはずである。本気で国が禁煙を勧めるなら、一本1000円、12本入りなら、一箱12000円ぐらいにしても、いいと感じる。
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