佐世保散弾銃乱射、倉本舞衣さんを狙い撃ち、馬込容疑者の狂気の無理心中か

 いろいろと詳細な情報が、県警から発表されてきた。やはり、馬込容疑者は、倉本舞衣さんを標的にしていたことが、明らかになったのである。それは、倉本舞衣さんの交友関係者(交際者)への嫉妬が、大きな動機のひとつになっていたのである。それが、引き金になったのは間違いない。事件があったとき、何故、倉本舞衣さんと藤本勇司さんだけが、殺害されなければならなかったのかが、分らなかった。藤本さんを狙ったのが、本命で、倉本舞衣さんは、何かのアクシデントだと思っていた。しかし、明らかに、事件のあらましを当初見ていると、馬込容疑者に、なんらかの意図が倉本舞衣さんになければ、やはり不自然さが残ったのである。そして、ひとつひとつ解明され明かされていくと、そこに、明解な倉本舞衣さん殺害への意図が見えてくるのである。たぶん、想像するに、倉本舞衣さんに対しての狂った愛着、歪んだ妄想が馬込容疑者の内部にあったとしか言いようがないのである。愛着が、嫉妬になり、それが、憎悪になり、それが、狂った無理心中、そんな妄想にまで馬込容疑者の内部では発展したのである。そして、藤本勇司さんを殺害したのは、たぶん、道連れなのである。親友だから、あの世でも一緒にすごしたいという気持ちが働いたのである。はっきりという、これは、馬込容疑者の狂った独りよがりの妄想なのである。倉本舞衣さんを殺害したのは、舞衣さんを独占したかったからである。誰にも取られたくなかったからである。そして、藤本勇司さんを殺したのは、先に親友を殺しておけば、後追い自殺がしやすくなるためである。そして、自分は、教会の敷地の中で、神に守られて自殺をとげたのである。憎むべき卑劣さである。

 

 馬込容疑者に、妄想を激しく先鋭させたのは、やはり、銃なのである。銃を引けば、命を奪うことができる。その絶対的な力が俺にはあるんだという意識を馬込容疑者は、妄想の中で、肥大化させていったのである。常識ではありえないが、その非常識が、馬込容疑者にはあったのである。もはや、社会人として交流できないぐらいの狂気さをもっていたのである。その人に、銃を与えていたのである。これは、計画的な殺人なのである。事件前日、馬込容疑者は、覚めた頭の中で、倉本舞衣さんの殺害のシュミレーションを何回も描いたはずなのである。そのたびに、使用する散弾銃の銃口を、薄暗い自室の部屋で、磨いていたのである。そして、使用する弾をチェックしていたのである。これが、映画やドラマであれば、世にもおぞましいそんな光景が映し出されていたはずである。

 

 倉本舞衣さんには、つき合っていた人がいたのである。前にも書いたが、写真でみるかぎり、丹精な美人なのである。そして、水泳のインストラクターとして、誰からも慕われていたのである。自閉的で、被害妄想的な要素を持つ馬込容疑者、しかも、ある程度、運動能力があれば、自意識が強かったはずなのである。きっと、自己中心的な要素を内面に持っているにもかかわらず、それを外に向けて、発散することができなかった人間なのである。一人よがりのプライドが強く、しかもそれを伸ばすのではなく、それが傷つくのをおそれるばかり、自閉していた男なのである。

 その男の前に、倉本舞衣さんは、現れたのである。水泳と受付の担当である。馬込容疑者にも、丁寧な口調と優しい態度で接したはずなのである。馬込容疑者にとって、自分をこんなに受け入れてくれる人は初めてだったにちがいない。馬込容疑者の勘違いや思い込みは、病的に進行したのである。倉本舞衣さんにとっては、何気ない言葉でも、馬込容疑者にとっては、それは、自分に対する肯定、ある意味、好意と勝手に思い込んだに違いないのである。

 

 どこかで、倉本舞衣さんは、馬込容疑者の態度が異常であり、こわいと感じたはずである。そして、馬込容疑者は、倉本舞衣さんに、自分の好意を伝えたのである。そのとき、舞衣さんは、どのように返事をしたかわからない。しかし、つき合っている人がいることをほのめかしたはずなのである。その後、馬込容疑者は、そのつき合っている男性もクラブの会員だということを知るのである。馬込容疑者は、その男のところに近づいて、色々と質問したり、倉本舞衣さんといっしょにいるところに、不意に現れたりしているのである。そう、倉本さんに対してストーカー的行為をしているのである。倉本舞衣さんは、そのつき合っている男性に、馬込容疑者のことを「あの人、気持ち悪いの」と伝えているのである。

 

 そして、事件当日、馬込容疑者は、真っ先に、プールサイドにむかったのである。そこに、倉本舞衣さんと交際していた男性がいたのである。プールから上がって、その男性は、馬込容疑者と会ったのである。交際相手は、変装してもそれが馬込容疑者と気づいたそうである。馬込容疑者は、その男性をしっている。無言で交際相手を手で押しのけたそうである。そう、馬込容疑者の狙いは、その交際相手ではなく、倉本舞衣さんただ一人だったのである。もし、嫉妬だけだったら、憎しみは、その交際相手にも向かうはずである。交際相手には、何の関心も示さないのである。

 

 これは、ある意味、狂気の無理心中なのである。横恋慕した倉本舞衣さんを独り占めしたかったのである。そして、死ぬなら、親友の藤本勇司さんを道連れにしたのである。こんなことは、許されないし、あってはならないことなのだ。しかし、現実には、無残にも実行されてしまった。それを馬込容疑者に許したのは、明らかに銃なのである。

 

 倉本舞衣さんは、拳銃を持った男が馬込容疑者だと分ったはずなのである。そのとき、とっさに、狙われているのは私だと気づいたはずなのである。子供たちの安全をまず考えたのであろう。そのために、袋小路にはいっていったのである。非常階段から、外にでる道があったのである。非常に残念でならない。誰かが、プールサイドをうろつく馬込容疑者に体当たりして、プールに落としてやれば、銃もプールサイドに沈んだはずなのである。そうすれば、倉本舞衣さんと藤本勇司さんが打たれなくてよかったはずなのである。後の祭りでしかない。

 

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このページは、中野満が2007年12月23日 17:01に書いたブログ記事です。

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