押谷和夫容疑者(48歳)、デート嬢を殺して、女性用下着はいてすて、
とんでもない、実態があぶりだされたのである。時効寸前だった、94年OLデート嬢殺害事件での犯人が、DNA鑑定で、特定されたのである。これは、科学捜査の賜物なのである。それにしても、押谷容疑者(48歳)、あきれ果てた素性なのである。もし、使用済みの女児の下着を民家に捨てたとして大阪府警に逮捕されなければ、たぶん、押谷容疑者は、そのまま自分の人生を、再確認することなく、あの世へいったはずなのである。もし、今回捕まらなかったら、94年1月16日に大阪北区楳田の大阪第一ホテル26階で、デート嬢をしていた大阪市東住吉区の女性派遣社員(当時26歳)の頭など十数か所を鈍器のようなもので殴り、首を絞めて窒息死させた上、財布が入ったバッグを奪った事件など、忘れ去られ、犯人も特定されず、迷宮入りしていたはずなのである。
この男に、一体何があったのであろうか、自分で女ものの下着をはき、その後、使用済みとしてその下着を民家に捨てるなどの変態行為を繰り返していたのである。どこかで、社会性が完全に崩れているのである。それ自身をおかしいと判断できる力が、押谷容疑者には、失われているのである。この男は、「なぜ自分だけこんなつらい思いをしなければいけないのか」と供述しているのである。もし、この男が、過去に殺人を犯していなければ、確かに、そういう動機があって、下着を投げ捨てる行為をし、世間から変態と思われるかもしれないが、まだ、社会的に許容される範囲のものだったのである。この事案だけでのこの男の起訴容疑は、廃棄物処理法違反罪なのである。その反社会性は、単に、自分がはいた下着を100件以上民家に捨てたという一点なのである。その下着を盗んだのでもなく、自分で買った以上、窃盗にも当たらないし、確かに変態だが、女ものの下着を男の人がはいても、何も罪にもならないのである。押谷容疑者は、この廃棄物処理法違反に関しては、「女児の下着をはくと興奮し、そのまま出勤したりしていた。庭先で見付けて驚く近所の人の様子を想像するのが楽しく、洗わずに捨てた」と供述しているのである。確かに、変態行為である。しかし、それを変態といって、罰することはできないのである。そこに、問題があるとすれば、庭先で見付けて驚く近所の人の様子を想像するのが楽しく、洗わずに捨てたという点だけ、廃棄物処理法違反罪として、罰することができるのである。
さらに、押谷容疑者は、2001年12月に、私的な株式投資のために、当時勤めていた百貨店の金、二億円を着服したのである。それが発覚して、懲戒解雇処分となったが、全額弁済したために、刑事告訴を見送られた経緯があるのである。時系列をまとめてみよう、77年に百貨店入社、経理担当なのである。94年1月のOL殺人事件を起こしている。その当時は、妻と子供3人の5人家族である。95年9月に妻が死去している。それ以来、毎朝5時前におきて、朝食と弁当を作り、男手一つで子供を育てているのである。2001年に着服が発覚、2億円弁済、懲戒解雇処分、2006年、大阪の茨木に自宅を購入、そして、使用済みの下着を2007年9月から11月までの間、38回にわたり、民家に投げ込み、逮捕、起訴されたのである。
やはり、一番の問題は、殺人なのである。なぜ、2億の着服流用が発覚しても、それを弁済できたのか、よくわからないが、それだけの資産があったのであれば、それに対して何もいえることは出来ないのである。そうなのである、殺人事件さえ、なければ、変態行為も妻をなくした寂しさからと同情があつまり、その後、男手一つで子供を育てたという美談がそれにつくのである。相当、ストレスがあったはずであろうと社会は見たのである。そのストレスの発散が、女性の下着を身につけ、それで、快感を覚える変態男で、済んだのである。女装好きや女性の下着を身につけ快感を覚える変態男の仲間から、同情の声が出てきたかもしれないのである。哀れな人で済んだのである。
しかし、この男は、殺人を犯しているのである。14年間も、黙りとおして生きてきたのである。もし、快楽殺人であったなら、これ以外にも、未解決な殺人を犯しているかもしれないのである。この容疑者は、14年前のことは、覚えてないといっているのである。しかし、それは嘘なのである。確かに、罪の意識は覚えてないかもしれないが、首を絞めて死んでいく女性の肉体の感触は、忘れてはいないはずなのである。抵抗すれば、くびに力が入っているはずである。その力がすっと抜けていくはずなのである。この犯人は、その感覚を今でもその手の中に覚えているはずなのである。その同じ手で、亡き妻のあと、子供に朝ごはんと弁当を作っていたのである。そのとき、その男は、何を思っていたのだろうか。押谷和夫容疑者48歳、殺されたデート嬢は、どんな目で犯人をあの世から見ているのだろうか、なくなった彼の妻は、どんな目で、容疑者をあの世から見ているのだろうか、これも、おぞましい事件である。この容疑者の心の闇は救いがたく深いのである。罪は、強盗殺人、この男が、塀の外に出れるときがあっても、もう、人生の末期になっているのである。ばかげている、本当にばかげた人生なのである。
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